DNSの仕組み

 ブラウザ(クライアント)からWebサーバへアクセスする手順を例に、DNSの働きを考えてみます。このDNSは、OSのライブラリの機能として提供されている リゾルバ と、DNSサーバ間のやり取りで成り立っています。アクセスする手順を、下図 により説明します。

 パソコンのブラウザから「http://aaa.ddo.jp/」へアクセスすると、
① そのパソコンのリゾルバからローカルDNSサーバへIPアドレスを問い合わせます。
② ローカルDNSサーバは管理している情報を元に、該当するサーバへの問い合わせを開始します。
③ 上位側から順にたどり、該当するサーバを管理しているDNSサーバより情報を取得します。
④ ローカルDNSサーバは、取得した情報をパソコンのリゾルバに返します。
⑤ 返ってきた答えをブラウザに渡し、ブラウザはそのIPアドレスで「http://192.168.0.1/」へアクセスします。